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📘 第15回「建築日和」【電気設備工事】 ①電気設備とは?
2026/01/23

💡マンションに欠かせないライフラインの基盤💡
1)電気設備とは何か
マンションにおける「電気設備」とは、各住戸や共用部分に電力を安定的に供給し、安全に使用できるよう管理する仕組み全体を指します。
電気は日常生活のほぼすべてに関わっており、照明・エレベーター・給排水ポンプ・防犯カメラ・空調など、
建物の機能を支える“心臓部”です。
2)主な電気設備の種類
マンションで重要な電気設備は、大きく以下のように分類されます。
・受変電設備
高圧電力を受け、各住戸や共用部で使える電圧に変換する装置。
・配電設備
受変電設備から分配された電力を各住戸・設備へ届ける配線系統。
・共用部照明設備
廊下・階段・駐車場・外構などの照明。LED化により省エネが期待できる。
・非常用電源設備
停電時に非常用照明や防災設備を稼働させるための自家発電機・蓄電池。
・エレベーター関連設備
動力源や制御盤。停電・老朽化対策が重要。
・通信・防犯設備
インターホン、防犯カメラ、インターネット配線など。
3)電気設備の耐用年数の目安
・受変電設備:20〜30年
・分電盤・配線:20〜30年
・照明設備(蛍光灯器具など):15〜20年(LEDはさらに長寿命)
・非常用発電機:15〜20年
・エレベーター:20〜25年(部品更新で延命可能)
築30年以上のマンションでは、電気設備が寿命を迎えているケースが多く見られます。
しかも電気設備は省エネ性能がアップするなど、進化しています。
大規模修繕と同じタイミングでも、電気設備のみの改修でも構わないですが更新は避けて通れません。
4)劣化や更新の必要性
電気設備が老朽化すると、次のようなトラブルが発生します。
・停電やブレーカーの頻繁な作動
・照明が暗く、安全性が低下
・エレベーターの故障や停止
・通信設備の不具合によるセキュリティ低下
これらは住民の快適性や安全性を損なうだけでなく、資産価値の低下にもつながります。
💡まとめ
電気設備は「あたりまえに使えること」が前提で、もはや電気がない生活は考えられません。
普段は特段意識していないため、故障等の不具合が発生してから対処しようとすれば、緊急工事や大規模トラブルに発展しやすくなります。
大規模修繕計画の一角に電気設備更新をしっかり組み込み、長期的に安全で快適なマンション運営を目指すことが大切です。
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