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📘 第16回「建築日和」【電気設備工事】 ②劣化サインを見極めろ!
2026/01/30

💡劣化のサインから見る、電気設備更新のポイント💡
1)受変電設備(キュービクル)
電力会社から送られてくる高圧電力を、マンションで使用できる低圧に変換する設備。
まさに「電気の玄関口」であり、故障すればマンション全体が停電します。
◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:20〜30年
・劣化サイン✖異音・異臭
✖縁劣化による漏電警報
✖サビ・塗装剥がれ
◆更新のポイント
・定期点検と絶縁測定が必須。20年以上経過している場合は計画的な更新を検討。
2)共用部照明設備
廊下・階段・駐車場・外構などの安全性を守る設備。明るさの確保は防犯性にも直結します。
◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:15〜20年(蛍光灯器具)
・劣化サイン✖点灯不良、チラつき
✖安定器の異常音
✖明るさ不足
◆更新のポイント
・LED照明に交換すると、省エネ効果で電気代を大幅に削減可能
・長寿命化によりメンテナンス頻度も低減
3)非常用電源設備(自家発電機・蓄電池)
災害や停電時にエレベーターや非常用照明、防災設備を稼働させるための命綱。
◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:15〜20年
・劣化サイン✖始動不良
✖点検時に出力不足が判明
✖燃料系統の劣化
◆更新のポイント
・東日本大震災以降、非常用電源の重要性はさらに高まっています。
・蓄電池タイプも普及しつつあり、省スペース・低騒音の選択肢も。
4)エレベーター関連設備
住民の移動を支える必須設備。老朽化すれば安全性・快適性に直結します。
◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:20〜25年(制御盤など)
・劣化サイン✖急停止・異音
✖ドアの開閉不良
✖部品供給終了の通知
◆更新のポイント
・全面リニューアルは費用が大きいが、安全性向上や省エネ効果が得られる
・部品更新で延命も可能。ただし古い機種は部品調達が困難になる傾向
💡まとめ
電気設備の劣化サインは、日常生活の中でも小さな異常として現れることがあります。
「蛍光灯がよく切れる」「エレベーターの動きが怪しい」「停電が増えた」などの兆候を見逃さず、早めに点検・計画的な更新を行うことが、マンション全体の安全性と資産価値を守る近道です。
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