お知らせ・ブログ

📘 第5回「建築日和」【後悔しない大規模修繕のためのチェックリスト】

なぜチェックリストが必要か

大規模修繕は1015年に一度の大事業。
金額も大きく、居住者全員に関わるため「失敗したくない」という声が圧倒的に多いです。
大規模修繕が成功に終われば、管理組合や管理会社への評価も信頼も爆上がりです。

👉 そこで今回は、修繕工事を進めるうえで「必ず確認しておきたいポイント」を
チェックリスト形式で整理しました。

 

📝 チェックリスト(事前準備編)

  • □長期修繕計画を定期的に見直しているか
  • □劣化診断を実施したか(外壁・防水・設備)
  • □工事範囲を明確にしたか
  • □修繕積立金の残高と今後の資金計画を確認したか

 

🏗 チェックリスト(施工会社選定編)

  • □複数業者に見積依頼をしたか
  • □工事仕様が同一条件で比較できるか
  • □実績やアフター保証を確認したか
  • □地域での施工実績がある会社か

 

🔧 チェックリスト(工事実施編)

  • □工事説明会を住民向けに実施したか
  • □騒音・臭気・共用部利用制限への対応策を準備したか
  • □安全管理体制が明確になっているか
  • □工事スケジュールを全住戸に周知したか

 

チェックリスト(竣工後編)

  • □第三者検査を行ったか
  • □施工保証が明文化されているか(防水10年保証など)
  • □竣工後1年・2年点検のスケジュールが決まっているか
  • □工事記録(写真・報告書)が管理組合に保管されているか

 

🌟 後悔しないためのポイント

 1.「安さ」だけで選ばない → 品質や保証を含めた総合判断が重要

 2.住民合意を軽視しない → 不満が残ると次回修繕に悪影響

 3.記録を残す → 次世代の理事会が円滑に進められる

 

まとめ

大規模修繕は「準備」「会社選び」「工事中の対応」「竣工後の管理」まで、
一連の流れをしっかり押さえることが成功のカギです。
チェックリストを活用すれば、見落としを防ぎ、安心して工事を進めることが可能です。

👉 次回からは大規模修繕工事の内容を工事別により詳しくご紹介いたします。

一覧に戻る

Contactお問い合わせ