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第10回「建築日和」 【防水工事】              ①防水工事の基本と必要性

1)防水工事とは?

マンションの防水工事とは、屋上やバルコニー、共用廊下などに施された防水層を修繕・更新する工事です。
防水層は建物を「雨水の侵入から守る最前線」であり、劣化が進むと漏水・躯体の劣化・カビ発生などにつながります。

2)なぜ必要なのか?

✖屋上のひび割れから雨水が浸入コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張外壁剥落の危険

✖バルコニー防水が劣化階下への漏水トラブル裁判沙汰に発展するケースも

つまり、防水工事は「快適性」だけでなく「安全性・資産価値」を守る工事といえます。

3)防水工事の対象部位

・屋上(最も多い事例)
・バルコニー、ルーフバルコニー
・共用廊下・階段
・ピロティ(駐車場上部)

4)防水工事を怠った場合のリスク

・漏水による住民トラブル
・コンクリート躯体の深刻な劣化
・修繕積立金では賄えない「緊急高額工事」になる可能性

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