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📘 第16回「建築日和」【電気設備工事】           ②劣化サインを見極めろ!

💡劣化のサインから見る、電気設備更新のポイント💡

1)受変電設備(キュービクル)

電力会社から送られてくる高圧電力を、マンションで使用できる低圧に変換する設備。
まさに「電気の玄関口」であり、故障すればマンション全体が停電します。

◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:2030
・劣化サイン✖異音・異臭
      ✖縁劣化による漏電警報
      ✖サビ・塗装剥がれ

◆更新のポイント
・定期点検と絶縁測定が必須。20年以上経過している場合は計画的な更新を検討。

2)共用部照明設備

廊下・階段・駐車場・外構などの安全性を守る設備。明るさの確保は防犯性にも直結します。

◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:1520年(蛍光灯器具)
・劣化サイン✖点灯不良、チラつき
      ✖安定器の異常音
      ✖明るさ不足

◆更新のポイント
LED照明に交換すると、省エネ効果で電気代を大幅に削減可能
・長寿命化によりメンテナンス頻度も低減

3)非常用電源設備(自家発電機・蓄電池)

災害や停電時にエレベーターや非常用照明、防災設備を稼働させるための命綱。

◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:1520
・劣化サイン✖始動不良
      ✖点検時に出力不足が判明
      ✖燃料系統の劣化

◆更新のポイント
・東日本大震災以降、非常用電源の重要性はさらに高まっています。
・蓄電池タイプも普及しつつあり、省スペース・低騒音の選択肢も。

4)エレベーター関連設備

住民の移動を支える必須設備。老朽化すれば安全性・快適性に直結します。

◆耐用年数と劣化サイン
・耐用年数:2025年(制御盤など)
・劣化サイン✖急停止・異音
      ✖ドアの開閉不良
      ✖部品供給終了の通知

◆更新のポイント
・全面リニューアルは費用が大きいが、安全性向上や省エネ効果が得られる
・部品更新で延命も可能。ただし古い機種は部品調達が困難になる傾向

💡まとめ

電気設備の劣化サインは、日常生活の中でも小さな異常として現れることがあります。
「蛍光灯がよく切れる」「エレベーターの動きが怪しい」「停電が増えた」などの兆候を見逃さず、早めに点検・計画的な更新を行うことが、マンション全体の安全性と資産価値を守る近道です。

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