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📘第35回 「建築日和」【店舗・テナント修繕】 ④雨漏り・漏水修繕
2026/06/12

💧「天井のシミ」を放置すると危険な理由
「雨の日だけ、天井にシミが出る」
「壁際がなんとなく湿っている」
「厨房まわりの床が濡れていることがある」
店舗やテナントでは、このような“雨漏り”や“漏水”に関する相談が非常に多くあります。
💧雨漏りと漏水の違いとは?
似ている言葉ですが、原因は異なります。
| 雨漏り | :雨水の侵入(屋上・外壁・窓まわり等) |
| 漏 水 | :給排水管や設備配管からの水漏れ |
実際には、症状だけでは判別が難しいケースも多くあります。
例えば、天井のシミ、壁紙の剥がれ、カビ臭さ、床の濡れなどは、雨漏りでも漏水でも発生する
可能性があります。
🏡原因は屋根だけではありません
雨漏り・漏水の原因は、さまざまです。
よくある原因
・外壁のひび割れ
・サッシまわりの劣化
・屋上防水の傷み
・シーリング材の劣化
・給水・排水管の漏れ
・エアコン配管の結露や破損
特に築年数が経過した建物では、防水材や配管の劣化によって、見えない部分から水が回り込んでいる
ケースも少なくありません。
⛑調査では「原因の切り分け」が重要
店舗の雨漏り・漏水は、表面だけ見ても原因が分からないことがあります。
そのため現地調査では、
・屋上や外壁の確認
・配管まわりの点検
・天井裏の確認
・漏水経路の確認
・防水層やシーリングの状態確認 などを行い、原因を特定していきます。
場合によっては、散水調査や配管調査を実施するケースもあります。
✏実際にあった相談事例
ある飲食店では、「厨房近くの天井にシミができる」という相談がありました。
当初は給水管の漏水と思われていましたが、調査の結果、原因は外壁のひび割れからの雨水侵入でした。
反対に、別の店舗では「雨の日だけ濡れる」と思われていたものが、実際には天井裏配管からの漏水だった
ケースもあります。
このように、原因を正確に見極めることが非常に重要です。
💧放置するとどうなる?
小さな雨漏りや漏水でも、放置すると次のようなリスクがあります。
・内装材の劣化
・カビや臭いの発生
・漏電リスク
・商品や設備への影響
・衛生環境の悪化
・営業停止リスク
特に飲食店や医院では、衛生面への影響も大きくなります。
🔧店舗営業に配慮した工事も可能
店舗工事では、夜間施工、定休日施工、部分施工など、営業への影響を抑えながら進める
ケースも多くあります。
まずは調査だけ行い、必要な工事範囲を整理することも可能です。
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